ドライカット2016/02/09
VITHEOのカットは全て乾かしてストレートの状態でカットをするドライカットで施術しております。
ドライカットって何ですか?
ドライカットって何が違うの?
濡れてるときにカットするのとどう違うの??
皆さんからカット中に多くいただく質問です。
そこで皆さんに分かりやすくドライカットの説明をしたいと思います。
まず分かっていただかなければならないのは、パーマ、カラーがいくら上手でも髪のデザインがしっかりカットされていなければ意味がないということです。
上質なカットがあってこそパーマ、カラーが最大に生かせるわけです。
そこでカットをする際に美容師さんが注意している事があります。
・長さ
・量
・段差(レイヤー)の付き具合
・癖
・頭皮からの引き出し角度
・床からの引き出し角度
・骨格
・髪の動く幅
・仕上げのイメージ
・髪のダメージ
美容師さんは皆さんからのオーダーをデザインしようとこれだけの事を一瞬で考えているんです。
《カット中はあまり頭を動かさないで下さいねー角度変わりまーす!》
VITHEOではこれだけの事を正確に行うために髪をストレートに乾かしてからカットをするドライカットを導入しています。
・なぜ乾かしてカットするのか
皆さんが日常の生活をされているとき髪は濡れていますか?
乾いていますよね!
乾いた状態でカットする意味はまさにそこなんです。
仕上がりに近い状態を作ることで正確にカットすることができるんです。
・なぜストレートにするのか
皆さんの髪には癖がある場合があります。
癖を生かすスタイルであれば問題ないのですが、皆さんのご希望のスタイルはその殆どがデザインされたカールであったり、フンワリ感だったりします。
ようはスタイリングによって作られるものです。
毎日いったん癖を無くしてからスタイリングすることが多いのではないでしょうか?
そこでストレートにすることで癖が無くなった状態でカットしスタイリングしやすくする工夫をしているんです。
それ以外にドライストレートにする利点は髪の量を正確に把握できる、ストレートでしなやかになるので髪がスイングした先の状態も把握できる等のメリットがあります。
良い所の多いドライカットにも弱点もあります。
カットをする為のベース作りの乾かす時間が余計にかかるのでウェットカットより時間がかかります。
ドライカットはウエットカットに比べて髪が固くなるのでシザー(ハサミ)が傷みます。
傷んだシザーでカットをすると髪が傷みます。
残念ながらこれはどうしようもない事実です。
通常多くの美容師さんが使用しているシザーの材質はコバルトやステンレスといった金属が主流ですが、VITHEOではこの弱点を克服する為にスタッフ全員がハイス鋼という超合金を使ったコバルトやステンレスよりも硬い素材のシザーを使用しています。
シザーの素材で良い切れ味を保つ工夫をしているのです。
VITHEOでは持続性・再現性を高める為、サロンで不快な思いをして待っていただく事がないようにドライカットを導入しています。
VITHEOはカットこそがヘアスタイルのすべてのベースだと考えています。
お客様の髪という大切な素材を扱う者として、その責任を感じながら最高のヘアーデザインを提供させていただきます。